ゆうき少年武道教室とコーチング

いずみ♪

2009年01月15日 12:36

コーチング 自分ペースでやってます




今回は、ハロードリーム実行委員会主催の本間正人氏のセミナー「笑顔のコーチング」でした。
(ナガブロ:キャリアインストラクター小野幸子さん〈ゆき(ごんた)さん〉、コーアクティブ・コーチ黒ちゃんのブログで知りました。)
コーチングとは「人間の可能性を引き出すコミュニケーション」
Seminar(セミナー)の「Sem」は、種という意味なのですってね。
花が咲くの「咲」と、笑うの「笑」は、もともと同じ字なのだとか。
成果は果実が成ると書きますが、「種」から一足飛びに「果」にはならないですね。
♪芽が出て膨らんで♪♪(ホントに歌ってらっしゃる・・・)花が咲いて♪♪♪

そんなことも散りばめながらのセミナーで、
一人考察、ペアや4人グループでの分かち合いもの時間もあり、
2時間があっという間に過ぎました。

最近、コーチングの講座に参加するようにしている訳は、
裕気塾の子ども達にとって有益と考えているから。
無理なく受け入れられたことは、参考にして、やってみる。
良い結果が出たら、取り入れる。
そんな風にしています。
自分のフィルターを通してのことなので、
教わったことをそのままダイレクトに使うようなことはしません。
それだと、やっていても面白くないですし、
自分にも相手にも負荷がかかると思うからです。

本間氏の話に、松下幸之助さんの言葉として登場した通り
ダイヤモンドを磨き、輝かせることが出来るのは、ダイヤモンドでしかない。
目の前に可能性無限大のダイヤの原石であるお子さんが居るのですから、
こちらにダイヤの資質があってこそ、最高の輝きを引き出すことが出来る。
それについては同じようなことを感じています。
そして、そこそこの輝きで満足せず、最高の輝きを願い、求めます。
更に、人を磨くのは人でしかない。
本当に。人対人。直接的な関わりで、人は磨かれる。

子ども達は皆ダイヤの原石。
そう思っています。
はじめからこの子はこうなんだ。と決め付けず、ダイヤの部分を感じます。

いま、先生や親であっても、
「寄り添う」とか、「共に成長」するとかソフトな表現が好まれるけれど、
あ、親は「寄り添う」「共に成長する」の方がよさそうですね。
先生という立場(指導者側)であったなら、
対象の生徒さんの良いところを見抜いて、引き出して、伸ばす。
まずは、そうできる体勢を整える。
それは必要最低限のことだと思うのです。

まあ、余り大上段に構えますと、実力が追いつかず、
私など苦しくなってしまいますので
実践は原田先生がおりますので、
私は心や生活の面でのコーチング、
稽古の仕方のコーチング、
どこで伸び悩んでいるのか、何に困っているのか。
見極めたり、自己申告できる環境づくりに力を注ぎたいと思っています。

塾長はきっちり自分と向かい合うことを教えてくれますので、
私は違う視点から関わります。
「武道」の邪魔をせぬように。子どもの成長・発達の「礎」の部分で。

で、本題に戻りまして。

子どもの発達段階に即したアドバイスや、笑顔っこ、笑顔のヒーローインタビュー、ブレーン・ストーミングなど等、直に生かせそうな事柄が盛り沢山なのでした。幼いお子さんと絶妙にコミュニケーションを取る本間氏に「うまい!」と声を掛けたくなる様な、ユーモア溢れる心地よいセミナーでした。

「押し付け」が感じられなかったことが、楽な気持ちで参加できた第一の要因かと思います。
「愛」「認」「聴」「信」が散りばめられていました。
お子さんや保護者の方々との関わりや、私自身の姿勢に生かします。
時には待つことも大事で(基本的に「待ち」なのです)、タイミングやポイントを的確に、手を差し伸べすぎない、気づかぬ振りをする。
そんな時もあります。



以下、ひとり言。

「コーチング」が全てじゃないし。
基本、人と人。
そして、自分は自分。
コーチングを知らなくても、魅力的な人はいっぱい!
人としての魅力には敵わない。
自身にコーチング的視点が必要だから、コーチングを求める。っていう側面もあるし。
コーチングを知らなかったり、逆に嫌ったり、そういう人っていいな~。って思う。

ユーモアと天邪鬼、生きることを楽しんで。







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