絵本:「しまふくろうのみずうみ」
おはようございます。
大自然の中で 生きてゆくと言うこと
いま確かに 生きていると言うこと
凛としたたたずまい
自分と 両親と 自然と 対峙しながら
読み進めます
ほっかいどうの ふかい ふかい やまおくに
だれもしらない みずうみが ありました
~本文中より~
そこには しまふくろうの おやこが すんでいます・・・
手島圭三郎 画・文『しまふくろうのむずうみ』[発行者:石井昭 発行所:(株)リブリオ出版 ビッグブック]
北海道にお生まれになり、北海道在住の作家さんです。
教員生活を経て、版画家さんとして独立されました。
わたくしは存じ上げなかったのですが
この作品で絵本日本賞を受賞され
『きたきつねのゆめ』でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、
『カムイチカプ』で厚生省児童福祉文化奨励賞を受賞。
『きたきつねのゆめ』『おおはくちょうのそら』は1987年、1988年
『ニューヨークタイムズ』紙が選ぶ「世界の絵本ベストテン」に選出されたそうです。
日本の自然に育くまれてきた人物と生み出された作品が、
日本に於いて、更には世界でも、
きちんと評価されていることを嬉しく思います。